発達障害ASD 療育の先生に聞いた「小学校入学までにやっておくべきこと」

発達障害ASD 療育の先生に聞いた「小学校入学までにやっておくべきこと」 療育

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さくら
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4歳2ヶ月の息子くんは、軽度の自閉スペクトラム症(ASD)です。機械音を取り除く取り組みにより、劇的に改善され、今では会話ができるようになりました!でも他にももっとやっておくことはないのか不安でいる私です。。。

劇的な回復をしました!

3歳10ヶ月の時に、軽度の自閉スペクトラム症(ASD)アスペルガー症候群と診断された息子くん。

3歳9ヶ月の時から取り組み始めた、テレビとスマホをやめ脳を休め、相互コミュニケーションをとる、という取り組みで劇的な回復をみせ、5ヶ月経過した今ではすっかりおしゃべりな幼児へと大変身しました。

↓3ヶ月が経過した時の様子です。

発達障害のことは誰も教えてくれない

この回復方法を教えてくれた書籍とは、本当にたまたま出会っただけです。

もしこの書籍に出会っていなかったら、私は今でもスマホやテレビの危険性に気が付かず、息子くんも今でも会話できていなかったと思います。

もうね、本当に『発達障害のことは誰も教えてくれない』んですよ。残念ながら。

だから、自分から探しに行かないといけないんです。でも知らないことをどうやって探しにいくのかって話ですよね。。。

まだ私が知らないことがあるんじゃないか。。。という不安

息子くんのことで学んだことは

『無知は罪』

『知識は武器』

だということです。

テレビ・スマホの危険性を知らずに、自閉症の症状を自分で生み出していたという後悔。

脳を休め、栄養を与え、相互コニュニケーションをとることで改善された、という知識。

これは本当に痛感しました。療育の現場を漫画で伝えている『エスプレッソ・コーラ』の作者さんも、知識は武器になることを保護者に伝えたい、とおっしゃっています。

なので、まだ自分が知らないことがあるんじゃないか、今取り組まないと後悔することがあるんじゃないか、と不安になるのです。

民間の療育の先生に相談してみた

そんな思いで日々図書館に通い、書籍を読んでいる私なのですが、なかなかわからず行き詰まってしまいました。

えーい!行き詰まった時は、プロに聞くしかない!!

息子くんが週1で通っている、民間の個別療育の先生に相談することにしました。

目指すは小学校の普通級に入学

息子くんは年少なので、小学校入学まであと2年半あります。

最終的な目標は、小学校の普通級に入学できるようになるまでに回復すること!です。

ちなみに、民間の療育に通っている児童の中に、小学校の普通級に入った子はいるのか聞いてみたところ

「いますよ!」

との回答でした。あら、ちょっと希望が見えたぞ!!!

先生方からのアドバイス

その日担当してくれた、言語聴覚士さんと先生の2人にアドバイスをもらうことができました。

・発音については前にもお話しした通り、発達段階のものであるので、指導は年中・年長になっても治らない場合に行います。

・息子くんは初めてのことを怖がってなかなかやりたがらないので、できるだけたくさんの経験をさせてあげるといいですよ。例えばのりを使ってみたり、ハサミを使ってみたり。

ただし、失敗するとやりたがらないので、成功体験を積み重ねるのが良い。

・理解できるものを増やすこと。お友達とコミュニケーションができるように、話せなくてもいいから理解することが大事。スイカだけじゃなくてメロンも知る、のように。

最後に言語聴覚士さんから「スモールステップでやっていきましょう」と捕捉されました。

安心できる環境でたくさんの経験をする

私は何度もなるほどーと頷いていました。

やはり、書籍を何冊も読むよりも、息子くんのことを理解してくれている療育の先生に聞くのが一番ですね。

息子くんは自閉症・アスペルガーの子に多い特性を持っていて、「初めてのことを恐れる」「失敗を恐れて最初からやらない」「緊張しやすい」などがあります。

なので、たくさん経験させてあげて、0から1にしてあげるのがいいんだそうです。

0より1のことの方がとっつきやすく、やってくれる。なら1のことを増やしてあげる、ということですね。

そして緊張しやすいという特性も持っていますので、安心できる環境ならできることも増えそうですよね。

よく、「外の世界は厳しいのだから療育でも厳しくしてほしい」という意見の保護者さんも見かけますが、私はそうは思いません。子供が安心できる環境でたくさんの経験をする、これが外の世界へ順応する手段なのではないでしょうか。それに子供はすでに外の厳しい世界で頑張っていますよ。

焦りすぎないように

最後に先生から言われた「スモールステップで行きましょう」に気付かされましたが、大事なことは何も派手な取り組みだけではなく、毎日の小さな積み重ねが大事なのですね。

地味かもしれないけど、もしかしたらそれが一番効果があるのかもしれない、と気付かされました。

私、ちょっと焦りすぎていたのかな、と反省しました。

一日一日を大事にして、日々意識しながら取り組んでいきたいと思います!

↓息子くんが通う民間の個別療育でも実施しているABA(応用行動分析学)の本です。4コマ漫画付きでわかりやすです。スモールステップについても記述があります。

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