
4歳の息子は自閉スペクトラム症(ASD)です。息子のことを理解したくて、ユーキャンの子ども発達障がい支援アドバイザーの資格を取りました!
子ども発達障がい支援アドバイザーとは
一言でいうと、「発達障害に関する基礎知識を学び、子どもへのより良い関わり方を身につけるための民間資格」です。
一番のポイントは、医師や臨床心理士のような国家資格ではなく、民間団体(一般社団法人 人間力認定協会)が認定する資格であるという点です。
この資格の主な特徴
- 目的は「理解」と「支援の第一歩」 発達障害(ASD、ADHD、LDなど)の基本的な特性や、子どもたちが日常で感じる「困りごと」を正しく理解し、適切なサポートやコミュニケーションができるようになることを目指します。
- 対象者は「保護者」や「現場の初学者」 専門家を目指すための高度な資格というよりは、以下のような方々をメインターゲットとしています。
- 発達障害のあるお子さんを持つ保護者の方
- 保育士、幼稚園教諭、学校の先生など、子どもと関わる現場のスタッフ
- 発達障害について基礎から学びたいと考えている方
- 取得方法 主にユーキャンなどの通信講座で取得するのが一般的です。自宅でテキスト学習を進め、在宅で最終試験を受けることで資格が取得できるため、忙しい方でも挑戦しやすいのが特徴です。
この資格で何ができるようになるか?
履歴書に記載できる: 子どもと関わる仕事を目指す際、発達障害への理解と学ぶ意欲があることの証明になります。
子どもへの理解が深まる: なぜそのような行動をとるのか、背景にある特性を理解できるようになり、親や支援者自身の不安が軽減されます。
適切な関わり方がわかる: 声かけの仕方や環境設定など、子どもが安心して過ごせるための具体的なスキルが身につきます。
注意点
あくまで支援のための「基礎知識」を証明するものであり、公認心理師や作業療法士といった国家資格とは役割が異なります。
この資格だけで診断や治療、専門的な療育(セラピー)を行うことはできません。
ですが、子ども発達障がい支援アドバイザー」は、発達障害のある子どもをもっと深く理解し、温かくサポートするための「最初の学び」として非常に役立つ民間資格です。保護者や支援者が、自信を持って子どもと向き合うための心強い味方となってくれます。
勉強時間は約2ヶ月
私が資格取得までにかかった期間は約2ヶ月です。
フルタイム勤務かつ、家事育児の合間に勉強していたので、割と短期間で取得できる資格だと思います。
試験もすべておうちでできる
なんと、この資格は課題添削も資格試験も、すべておうちでできます。
試験を受けるために外出しなくていいなんて、子育てをしている方にはとっても取得しやすいのではないでしょうか。
特に発達障害のお子さんがいる保護者の方はとても助かりますよね。私もだいぶ助かりました。
学んで良かったこと
発達障害について基礎知識を身につけられる
子ども発達障がい支援アドバイザーは、ASDやADHD、LDなど、発達障害の基本となる知識を基礎から体系的に学ぶことができます。
独学だとどうしても自分の興味があることしか身につけることができません。
私もどこかでずっと「基礎すっ飛ばしてるなぁ」という自覚があったんですよね。
何事もまずは基本から学んで土台を作らないと、なかなかその後の理解力ってついていかないですよね。
支援側の視点が身に付く
この資格は支援する側の視点を身につけることもできます。
例えば『障害の受容』。
これは親が子供の発達障害を受け入れるまでの過程を学ぶことができるのですが、これを初めて知った私は目から鱗でした。
「あー私、あの時こういう状態だったのね」
と自分を客観的に見れたことも大きいですし、
「私だけじゃなく、みなさんこの道を通ってこられたんだな」
と孤独感が和らいだのでした。
療育の先生と対等に話ができる
支援側の知識を学ぶことで、子供が通っている療育の先生と対等に話ができるようになりました。
以前はわからなかった先生の説明も、これはいう意図があるんだな、など理解することができます。
また、先生に対しても「勉強している親」という印象を与えることができ、支援も受けやすくなった気がします。
先生だって、人任せにしている親と、家でも取り組んでいる親だったら、後者の方により支援したいと思いますよね。人間だもの。
子育てで忙しいママにも取得しやすい資格ですので、是非ともおすすめします🎵
ユーキャンの子ども発達障がい支援アドバイザー講座
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