
息子くんは3歳10ヶ月の時に軽度の自閉スペクトラム症(ASD)と診断されました。
それから3ヶ月ごとに定期受診を受けることになり、今回はその2回目です。
3ヶ月ぶりの児童精神内科
今回は3ヶ月ぶり、2回目の児童精神内科での受診です。
私が住んでいる地域では、発達障害児を診てくれる病院が少なく、区の療育に併設されている小児科でも新規外来受付が中止されていたり、以前は診てくれていた小児科でも新規受付中止されていたり、どこも診てくれるところがなく、ママ友に聞いてやっと見つけた病院なのです。
なので、ちょっと遠いところにあり、病院までは電車やバスを乗り継ぎ、片道約1時間くらいかかります。
以前ならばバスに乗るだけでギャンギャンに泣き、おじさんから「うるせー!」と怒鳴られていた息子くんですが、機械音を取り除く取り組みにより、今ではスマホもおもちゃもなしで静かに座っていられます!
↓息子くんが取り組んだスマホとテレビをやめるという「言葉の遅れが改善する方法」です!
診察開始!
言葉がどんどん増えていて、聴覚過敏の症状も出ていない
今回の診察も、いつものクセの強いおじいちゃん先生(院長先生)です。
「様子はどうですか?」との先生の問いかけに、
言葉がどんどん増えており、お友達と会話でコミュニケーションが取れていること、聴覚過敏の症状もここ1ヶ月くらいみていないことをお話ししました。
「助詞は出ていますか?夜は眠れていますか?」などの質問もあったので、
助詞も少しずつ出ていることと、夜はたっぷり寝てくれるようになったこともお話ししました。寝つきもとても良くなりました。
話している間に、先生は息子くんの様子も見ていたようです。
「いいですね、ちゃんと目も合いますね」
そうなのです、目もよく合うようになりました!
自閉スペクトラム症(ASD)の症状がなくなることもある
すると院長先生から驚きの発言が!!!
「ASDは先天性のものだから生後30ヶ月の様子で決まるからね、ASDと診断したけど、症状がなくなることもあるよ」
なんとーーーー!!!!
症状がなくなることもあるんですね!!!そしてこの言い方って、息子くん、とてもいい方向に向かっていると捉えていいんじゃないでしょうか!!
ちなみにですが、息子くんは発達検査をしてASDと診断されたのではなく、生後30ヶ月内の様子をお話しして、ASDと診断されています。これは院長先生の「自閉症は先天性の脳機能の障害である」という定義からの診断基準のようです。
↓詳しくは診断された当時の記事を参照ください。
二次障害が出なければ個性と捉えていく
院長先生のお話によると、小学校就学までにどのくらい症状をなくせるかが鍵のようで、就学後に引きこもりや不登校などの二次障害が出ないようであれば、それはその子の個性と捉えていくそうです。
もし二次障害が出た時は、このASDの診断がその子の生きやすさの支援のために必要になる、ということでしょうか。
ということは、最低就学までは診断は外れないことになりますね。
でもこれは正直、その先生の方針によるとしか言いようがない気がします。
受診間隔が3ヶ月から半年に変更
そして、今までは3ヶ月ごとの定期受診でしたが、これからは半年ごとに変更になりました!
とりあえず年内に1回診ていただくことにはなりましたが。
それだけ調子がいいと言うことですよね!専門のお医者さんにそう言っていただけると、今までの取り組みが報われた気がします🎵
毎日の積み重ねをこれからも継続していく
今回の定期受診は、とても良い結果となりました!
引き続き、テレビ・スマホは控え、相互コミュニケーションを大事にしていきたいと思います!!
また、区の集団療育と、民間の個別療育も、引き続き通園していきたいと思います。
スモールステップで、着実にステップアップしていこう!!地味かもしれないけど、毎日の積み重ねが結果につながるのだと信じています。
↓息子くんが実践しているABA(応用行動分析学)の本です。4コマ漫画付きでとてもわかりやすいです!


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