
3歳の息子はお絵描きが大好きです。でも絶対に床などに描いてしまうと思って、最初から水で落とせるクレヨン一択でした!これが大成功!簡単に落ちるので「好きなだけ描いていいよ!」と心に余裕を持てました。
床や壁に描かれたクレヨンは落ちにくい・・・
子供がクレヨンで床や壁にお絵描き・らくがきしてしまった・・・なーんて光景、よくテレビでも見ますよね。
そしてこのクレヨン、床や壁に描かれてしまうと本当に落ちにくいんですよね。。。
でもなぜこんなに落ちないのでしょうか。

クレヨンが落ちにくい主な理由(床・壁共通)
- 主成分のワックス(油性): クレヨンの主成分であるワックスは油性のため、水性の汚れのように蒸発したり、水拭きだけで簡単に洗い流したりすることができません。
- 顔料の定着: 色をつける顔料がワックスとともに素材の表面に付着し、ワックスが接着剤のように顔料を固定します。
- 表面の凹凸への入り込み: 床材や壁紙の表面には微細な凹凸があり、クレヨンがこの溝に入り込むと、表面の汚れを拭き取るだけでは除去しきれません。
床や壁特有の理由
- 床材の素材: フローリングの溝や、カーペットの繊維の奥に入り込んだクレヨンは、取り除くのが困難です。
- 壁紙の素材: 壁紙には様々な素材があり、特に紙製の壁紙や布製の壁紙はクレヨンの油分を吸収しやすく、落としにくい傾向があります。ビニールクロスのような水拭き可能な壁紙でも、クレヨンの油分は簡単には落ちません。
クレヨンは、温めた油性のワックスに色粉が混ざったようなものです。これが床や壁の細かい隙間に入り込んで冷え固まるため、表面を拭いただけでは油分が残ってしまい、顔料も完全に除去できないのです。
水で落とせるクレヨン
『水で落とせるクレヨン』があるのはご存知でしょうか?
その名の通り、水で簡単に落とせることができるクレヨンです。これならば、もし子供が床などに描いてしまっても安心ですね。
私も実際に使っていますが、本当に簡単に落ちるので、子供が床に描いてしまっても怒ることもなく「いいよーあとで拭けば」と心に余裕ができました。今ではこれ以外は考えられません。
サクラクレパス 水でおとせるクレヨン12色・16色
1歳〜6歳頃まで。
太めのクレヨンなので、小さい子にも持ちやすいですよ。中身がバラバラにならないゴムケース付きです。

↓16色もあります。

ぺんてる 水でおとせるふとくれよん12色
太さは約11mm。クリアフィルムを巻いているため強い力が加わっても折れにくく、絵を描くときに軸先に力を入れやすいのが特長です。

こどもちゃれんじ あんしんクレヨン 水で落とせる 手が汚れにくい 食べない対策 お絵描き 16色 ぺんてる
ぺんてるとこどもちゃれんじのコラボクレヨンです。水で落とせるのはもちろん、子供がクレヨンを食べないように、苦味材が入っているので小さな子にも安心ですね。
筆圧が弱い小さなお子さんでも発色がいいのも特徴です。

赤ちゃん向け サクラクレパス 水でおとせる はじめてのふとふとクレパス6色
生後8ヶ月〜3歳頃まで。
グーパーが慣れないお子さまでも握りやすく、力いっぱいに描いても折れにくいです。
お子さまのやさしい力でも紙に色がつきやすいです。

Y-PLUS マカロンクレヨン 12色
推奨年齢は3歳以上
優しい色合いのマカロンクレヨン。かわいいピーナッツの形にデザインされた幼児用クレヨンは、小さな手でも握りやすい。手も汚れず、折れにくいのが特徴です。
プレゼントにもいいですね。

Y-PLUS クレヨン 12色
こちらは鮮やかな色合いのクレヨン。マカロンクレヨン同様に水で落ち、手も汚れません。
多色展開が多く、24色・36色もあります。






万が一、飲み込んでしまったら・・・
お子さんがクレヨンを飲み込んでしまった場合、まずは落ち着いて以下の対応を取りましょう。
1. 様子を観察する:
- 意識があるか、呼吸はできているかを確認してください。
- 咳き込んだり、苦しがったりしていないかを確認してください。
- 吐き出そうとするかどうかを見てください。
2. 無理に吐かせない:
- 意識がはっきりしていて、特に苦しがる様子がなければ、無理に吐かせようとするのは危険です。吐いたものが気管に入ってしまう可能性があります。
3. 口の中に残っているものを取り除く:
- もし口の中にクレヨンの破片などが残っていれば、そっと取り除いてください。
4. クレヨンの種類と量を把握する:
- どんな種類のクレヨンを、どれくらいの量飲み込んだのかを確認してください。クレヨンの箱や残骸があれば保管しておきましょう。成分によっては、大量摂取した場合に問題が起こる可能性があります。
5. 以下の場合はすぐに医療機関を受診する:
- 意識がない、または反応が鈍い場合
- 呼吸が苦しそう、または呼吸困難の場合
- 激しく咳き込む、または嘔吐を繰り返す場合
- ぐったりしている場合
- 痙攣を起こした場合
- 多量のクレヨンを飲み込んだ可能性がある場合
- クレヨンの成分に有害な物質が含まれている可能性がある場合(※一般的にはクレヨンは安全な素材でできていますが、不明な場合は念のため)
- いつもと違う様子で、保護者が強い不安を感じる場合
6. 医療機関への連絡・受診:
- 上記の緊急性の高い症状が見られない場合でも、念のため、すぐにかかりつけの小児科、または中毒110番(下記参照)に電話で相談し、指示を仰ぎましょう。
- 相談する際には、お子さんの年齢、体重、飲み込んだクレヨンの種類と推定される量、現在の様子を正確に伝えてください。
- 医療機関を受診する際は、飲み込んだクレヨンの現物やパッケージを持参すると、医師の判断の助けになります。
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