発達障害グレーゾーン回復への道 電子音の出るおもちゃを制限する

発達障害グレーゾーン回復への道 電子音の出るおもちゃを制限する 言葉の遅れ 発達障害グレーゾーン

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

さくら
さくら

3歳の息子は言葉の遅れがあり発達障害グレーゾーンです。テレビとスマホを完全にやめて約20日経ち、今度は電子音の出るおもちゃも使わないようにしました。

3歳9ヶ月の息子は発達障害グレーゾーンで療育に通っています。おそらく自閉症スペクトラム(ASD)です。いっとき言葉の消失もあったことから「折れ線型自閉症」の可能性もあります。この「折れ線型自閉症」は改善するまで時間がかかると言われています。

テレビとスマホを完全にやめて効果があった!

きっかけは片岡直樹先生の書籍『言葉の遅れが改善する方法』を読んだことでした。

今まで視力が悪くなるからという理由ならテレビ・スマホは良くないと聞いたことがありましたが、まさかテレビ・スマホの長時間の視聴で自閉症の症状が出てしまうとは思いもしませんでした。

書籍には、息子と同じ3歳9ヶ月で自閉症スペクトラムと診断された男の子がテレビやスマホを完全にやめて、なんと私立小学校に入学できるまでに回復したという事例が掲載していました。

なんと頼もしい事例でしょうか!

早速自分もテレビやスマホを完全にやめたのでした。

小児科医が伝えたい言葉の遅れが改善する方法 自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群と診断された子どもが回復
本書の著者は小児科医として40年以上、「子どもの言葉の遅れの問題」と向き合ってきました。 YouTube上で投稿した著者の動画はこれまでの再生回数が12万回を超え、 相談のメールは年間200通以上にもなり、 これまで5,000人以上の親子の相談を受けてきました。 多くの親御さんが、「言葉が出ない」「目が合わない」お...

落ち着き、癇癪が減った

日々効果を感じていまして、保育園の先生から「言葉が増えましたね!」と言ってもらったことも嬉しいのですが、まず情緒が落ち着いて癇癪が減ったことが一番効果を感じました。

今までは外食時などにスマホを見せないと「見せて!!!!」と癇癪を起こして大変だったのです。今は完全に見せていないため、癇癪は起こりません。これが「じゃあ10分だけね」とタイマー制にしていたら、きっと今でも癇癪は治ってなかったでしょう。

片岡先生も言っていますが、1分でも見せてしまうと長期記憶になってしまうのだそうな。なので1分も見せてはいけないそうです。自閉症の子は完全にやめることで効果があるんですね。

自閉症の子は自分でやめられない

また、益田先生が自閉症の子の特徴でこのようなことを言っています。

定型(普通)の子は、テレビやスマホを見ても30分から1時間くらいで飽きて別のことをしだすのだそうです。対して自閉症の子は8時間・9時間・10時間・徹夜でも見てしまう。自分の力ではやめられないのだそうです。

保育園 一番前列で楽しそうにしている!

息子の行動が落ち着き、保育園の他のお友達との交流も増えてきました。

そして今まで絵本など読まなかったのに、先生に「絵本を読んで」と持っていくことも増えました。

そして、今までは保育園のイベント(音楽や英語の授業)では必ず一番後ろで先生に抱っこされ参加できなかったのです。なので保育園の壁に「今日の様子」と貼り出される写真も全部同じ。。。

それがなんと!!!一番前列で楽しそうに参加している写真が!!!

これはすごい成長なのです!!!

感覚過敏 メガネやサンバイザーも自分からつけたよ

そして、感覚過敏がある息子はいつもと違う帽子や靴、洋服も嫌がります。なので発表会の衣装もハロウィンの衣装も着られず、長靴やブーツもだめ。避難訓練の防災頭巾も被れません。

なので、メガネやサングラスなんてもってのほか!!

なのに、夫のメガネを自分から掛け「可愛いー!」って言ったんです!!!

さらにマクドナルドのハッピーセットでサンバイザーがおもちゃで付いてきたんですけど、そのサンバイザーも自分からかぶった!!!えーーーすごい!!

ストライダーに自ら乗った!

3歳の誕生日プレゼントで買った、ペダルなし自転車の『ストライダー』。

どうにも嫌がってしまい、埃をかぶってました。。。

なのにある日突然、息子が自らストライダーに乗ったのです!!

それから毎日楽しそうにまたがって家の中で走っています。なんという成長でしょうか!!!

これら全部、テレビとスマホをやめてからの変化なのです!!!

以前なら考えられないことばかりで、急に成長スピードが上がったように感じています。

電子音が出るおもちゃも制限した

ということで、本来ならばテレビやスマホの他にも『電子音が出るおもちゃ』も処分しなければいけなかったのですね。

でもテレビとスマホをやめることに完全集中していて後回しになっていました。

ここで、電子音が出るおもちゃも制限することにしました。

一人で集中してしまうおもちゃは封印

まず、封印した電子音の出るおもちゃたちです。

よく一人で音楽のなる絵本などを使って遊んでいましたが、これらも封印。

目的は一方的な受け身になってしまう電子音ではなくて、親との相互コミュニケーションから話し言葉を学ぶことです。

そのため一人で集中してしまうようなおもちゃは封印しました。

こんなにいっぱいあったよ(汗)

DVDもいっぱい。ほとんどが進研ゼミのちゃれんじでした。良かれと思って、進研ゼミやディズニー英会話もずっと見せてたっけなぁ。。。

一緒に使うことを前提で残したおもちゃ

一方、電子音が出るおもちゃであるけど、残したおもちゃはこちらです。

本来なら全部処分した方がいいのでしょうけど、車のおもちゃは祖母などからプレゼントでもらったもので気に入ってますし、最近サイレンも鳴らさないので。。。

とはいえ、音の大きいものは電池を抜きました

ひらがなタブレットは、最近これでひらがなを覚えてきたので、と一緒に使うことを前提で残しました。

ということで、電子音が出るおもちゃを封印してみましたが、意外にも息子は気が付かず何も言ってきませんでした(笑)

これでより、相互コミュニケーションができる環境が整ってきました。

余談 書籍レビューに回復した事例が多数

ちなみに同じ片岡直樹先生の本で「テレビを消したら赤ちゃんがしゃべった!笑った!: 音と光が言葉遅れの子をつくる」があるのですが、評価コメントがとっても興味深くって。。。

自閉症の症状が回復したという報告が多くてとっても気になっています。

テレビを消したら赤ちゃんがしゃべった!笑った!: 音と光が言葉遅れの子をつくる
テレビを消したら赤ちゃんがしゃべった!笑った!: 音と光が言葉遅れの子をつくる

いくつかレビューを引用させていただきます。

私の息子を救ってくれました

私はこの本に出会い、直接片岡先生からご指導頂いた者です。
息子の異変に気付いたのは2歳2カ月の時でした。
名前を呼んでも振り返らない、目が合わない、指さししない、言葉が少ない。「わんわ、こんこん、バー(バナナ)、ブーブー」等10語程度で、パパ、ママを言わない。指さししない、要求は大人の手をひっぱり訴えるのみ(クレーン)。
またとにかく落ち着きのない子で手をつなぐのを嫌がり、手を離してパ~っと駆け出し、振り返ることなくどこにでも行ってしまう。
周りからは大人が言っている事を理解していれば、言葉が遅くても心配する事はないと言われましたが、「ここに座って、おむつ取って」等の簡単な指示も通じませんでした。
我が子は何か障害を持って生まれてきたのだろうか?大きな不安に襲われました。
そして、片岡先生のご指示の元、つけっぱなしにしていたテレビを消しました(1日5~6時間はついていた)。子どもの相手をする時に携帯を見るのをやめました。当時息子がはまっていた知育おもちゃや音の出るおもちゃも片付けました。
先生からは「生後6カ月に戻ったと思って、育て直しをして下さい。いないいないばぁやかくれんぼを沢山して下さい。文字や言葉を教えるのではなく、失ってしまった親子の愛着を取り戻す事がなによりも大切です。日々の生活、洗濯物を干す、片づけ等お子さんと一緒に楽しんで取り組んで下さい。お母さんの顔と手足がおもちゃになって下さい。」と言われ実行していきました。当時はとにかく息子が1mmでもいい!!少しでも良い方向に向かってくれたら!と必死でした。
そして息子が3歳になった時、どうなったか?
目が合い良く笑うようになりました。大人の真似をする様になりました。指さしをする様になりました。言葉も3語文が出ました。まだまだ落ち着きはないものの、手をつないで歩ける様になりました。赤信号で止まる様になりました。そして周りの子とほとんど変わらないくらい成長し、問題なく幼稚園に入園しました。
この劇的な奇跡としか言いようのない変化は紛れもない私たち親子の「真実」です。
 片岡先生は、小児科医として産まれたての赤ちゃんの時から発達に困難を示すに至るまでの経緯を丁寧な診察と生い立ちのビデオを元にこの「真実」にいち早く気付かれ、そして現代の子育て環境を危惧し警告していらっしゃるのだと思います。
 この本を子育て中の親御さん、教育者、医療関係者、子どもに接するすべての方々に読んで頂きたい!!!そんな強い思いの元、プレビューを書かせて頂きました。

この出会いに深く感謝致します。

二年前にこの本に出会い、それから実際に自閉症と診断されたの息子とテレビの無い生活をはじめました。二年前の息子は二才になったばかりでしたが、言葉は何もしゃべらず無理解であああー、うううーくらいしか発語がない状況でした。人真似もしないし、手も全く繋いで歩いてくれず野生児のように、自宅玄関を開けて外に出るとダアーッと一人で突っ走って行ってしまう子供でした。何か取って欲しいときもクレーンばかりで途方にくれました。
その後、この本の通りにテレビをやめ一緒によく遊ぶようにしたところ、すぐに言葉や人真似バイバイなどのジェスチャーが出るようになりました。二年前は指差しがやっとだった息子ですか、今はよく喋りお友達とよく遊ぶ朗らかな笑顔の子に成長しています。
1日にテレビは5時間以上ついていました。この本に出会いテレビをやめたから今の息子があると確信しています。片岡直樹先生に感謝を込めてレビューを書きます。世の中に早くこの事実が広がりますよう願ってやみません。

すごいですよね。

自閉症は先天性の脳機能障害だと言われていますが、後天性のものもあると私も思っています。だって実際に回復した事例が多数あるのですから。

私は、様子を見ているよりは、家でできることをした方が精神的にも楽です。

そして悩まれている多くの人たちがこのことを知って救われますように。。。

コメント

タイトルとURLをコピーしました