
3歳の息子がりんご病になったのですが、なんと発症したことに全然気がつかないまま治ってました。
りんご病(伝染性紅斑)とは
リンゴ病、正式名称を伝染性紅斑といいます。ヒトパルボウイルスB19というウイルスが原因で起こる感染症で、特に子どもによく見られます。
なぜリンゴ病と呼ばれるの?
この病気の大きな特徴は、頬がリンゴのように赤くなること。このことから「リンゴ病」という可愛らしい呼び名で親しまれています。

どんな症状がでるの?
- 頬の紅潮: 最初に両頬が赤くなります。まるでリンゴのように真っ赤になることから、この名がついたのです。
- 体や手足の発疹: 頬の赤みが引いた後、体や手足にレース状の発疹が現れることがあります。
- 軽い風邪のような症状: 微熱、鼻水、咳などの症状が出ることもあります。
感染経路は?
- 飛沫感染: くしゃみや咳などでウイルスが飛散し、それを吸い込むことで感染します。
- 接触感染: ウイルスが付着した手で口や鼻を触ることで感染することもあります。
感染力は?
- 発疹が出る前: 発疹が出る数日前からウイルスをたくさん出すため、感染力が最も高い時期です。
- 発疹が出ている間: 発疹が出ている間も感染する可能性はありますが、発疹が出る前ほどではありません。
※後日お医者さんに聞いたところ、発疹が出たらその時点で感染力はなくなっているそうです。なので登園は可能です。
潜伏期間は?
リンゴ病の潜伏期間は、約10~20日とされます。
つまり、ウイルスに感染してから症状が現れるまで、平均して10日~20日程度の時間がかかるということです。
潜伏期間が長いのが特徴です。
治療法は?
- 特効薬はありません: 多くの場合は、自然に治癒します。
- 対症療法: 熱がある場合は解熱剤などを使い、症状を緩和します。
大人に感染することは?
大人も感染することがあります。特に妊娠中の女性は、胎児に影響が出る可能性があるため注意が必要です。
予防対策は?
- 手洗いの徹底: こまめな手洗いは、ウイルス感染を防ぐ上で非常に重要です。
- 人混みを避ける: 感染者が多くいる場所を避けることも有効です。


3歳7ヶ月息子の症例
では実際にりんご病になった3歳7ヶ月の息子の症例をご紹介します。
感染源は保育園
昨年12月に保育園からのお知らせがありました。
「りんご病と診断された園児が多く出ています」と。
でもその時はインフルエンザや胃腸炎も同時に流行っていたので、そちらの方に気が向いてしまっていました。。。
年初、朝起きたらほっぺが赤い(片方)
年末年始の最終日、朝起きたら息子のほっぺが赤くなっていました。
でも片方のほっぺだけ。
なので、寝跡でもついちゃったかなぁ、くらいの気持ちでした。
だって、熱もなく元気だったんだもん。
今度は反対のほっぺが赤い
翌日には元気に保育園に登園しました。
ですが数日後、赤みが引いたかと思ったら、
今度は反対のほっぺが赤くなってるのです。
え?また寝跡?
相変わらず熱はなく元気そのものです。
ほっぺが熱いの
そしてその週の金曜日、保育園にお迎えに行くと、息子がほっぺを押さえながら
「アチーの」
と訴えてくるので触ってみたところ、確かに熱をもっていました!
保育園の看護師さんにも診てもらいましたが
「うーん、乾燥もありますし。。。寒暖差かしら。週明けひどくなっているようでしたらまた言ってください」
とのことでした。
小児科で「りんご病」と診断
心配になって小児科を受診することにしました。
先生に全身をくまなく診ていただいたところ、太ももに薄っすらレース状の発疹があったことから
『りんご病』と断定されました。。。
先生曰く「熱が出ない場合も多く、気が付かないことも多いです。ほっぺが赤くなってやっとりんご病だとわかるんですよね」
とのこと。。。
稀にほっぺにばい菌が入って荒れてしまう場合があるので注意が必要とのことでした。
そして、特に薬などはなく、そのまま帰されたのでした。。。
一週間後にはすっかり元通り
小児科に行った翌日には、ほっぺの赤みもなくなり、すっかり元通りになりました。
最初にほっぺの赤みが出てから一週間で完治です。
感染症のため「登園届」が必要
ちなみにりんご病は感染症なので、保育園指定の登園届が必要でした。
保育園にはほっぺが赤い子がちらほらいましたので、その子たちにも病院の受診が勧められているようです。
みなさま、ほっぺが赤いようでしたら、りんご病を疑ってみてくださいまし!


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