
3歳9ヵ月の息子は、言葉の遅れがあり発達障害グレーゾーンです。
テレビとスマホを完全にやめて2週間が経過し効果が見られました。
自閉症スペクトラムの特徴が強い3歳9ヵ月
3歳9ヵ月の息子は受給者証を取得しており、来月から週2日療育に通う予定です(区の児童発達支援と、民間の療育施設)。
医療機関で診断を受けたわけではありませんが、言葉の遅れやごだわりの強さ、目が合わない、感覚過敏・聴覚過敏などの症状があり、自閉症スペクトラム(ASD)の特徴が強いです。
また、一時言葉の消失もあったため、折れ線型自閉症の可能性もあります。
折れ線型自閉症は、言葉の回復に時間がかかると言われています。
新しいタイプの言葉の遅れ
発達障害について様々な書籍を読んでいる中で、ある1冊の書籍に出会い、藁をつかむ思いでテレビとスマホを完全にやめました。
それが『言葉の遅れを改善する方法』著:片岡直樹 です。

テレビとスマホを完全にやめて2週間が経過した効果
最初の1週間は本当に大変でしたが、テレビとスマホを完全にやめて約2週間が経ちました。
今では「テレビ見せて!」と言うこともなくなりました。
行動が落ち着いてきた
おそらくこれが一番の変化だと思います。
精神的に落ち着いてきたのか、行動にも変化が表れています。
今までは外食時でも座って食べていられないので仕方なしにスマホを見せていました。
でも今は何もなくても落ち着いて座ってご飯が食べられるし、順番も自ら椅子に座っておとなしくしていられます。
民間の療育施設に見学に行き、親が説明を受けている間も、横でおとなしく遊んでいられました。
これには療育施設のスタッフさんも驚き「なかなか大人しくしていられる子は少ないですよ!」とおっしゃっていました。
また、明らかに癇癪が減りました。
会話のキャッチボールが増えた
単語は徐々に増えていますが、なにより会話のキャッチボールが増えました。
それにより自分の感情の伝えやすくなってきたのかな、と思います。
今までは指をさして「あ!あ!」と言うことが多かったのですが、自分の言葉で伝えようとする姿が多く見えます。これは保育士さんも同じ感想でした。
保育園では保育士さんに「帽子とってください!」って言ったらしいです!!
帽子が苦手な息子がそんなこと言うなんて。。。と驚きです。
絵本をよく読むようになった
また、絵本をよく読んでいる影響からか、保育士さんに「これ読んで」と絵本を持っていくそうです。
今までは一人でブロック遊びをすることが多く、「こんなことはありませんでした」と言っていました。
確かに、朝保育園に送りに行っても、今までは車のおもちゃに一目散に走っていったのに、今では絵本コーナーに一目散です(笑)
そういえば、同じ保育園にいる発達障害の子たちはあまり絵本を読んでいる姿は見かけない気がする・・・。以前はこの子たちと車のおもちゃの取り合いをしていました(汗)
でもこれで本を読むという習慣をつけられたらいいなと思います。
よく歌を歌うようになった
以前にも増してよく歌を歌うようになりました。
おそらく保育園で習ったのでしょうね。
今は「きらきら星」や「グーチョキパー」「ABCの歌」がお気に入りのようです。
宇宙語が減った
以前は一人でよくわからない言葉を話していることが多かったのですが、今はだいぶ減ったように思います。
ただ、まだまだ発音は悪いです。
そのため親の私でも何を言っているのかわからないことが多いです。
でもそんなとき、一生懸命伝えようとするのです。
例えば息子が「しんごう」と言っているのに私が聞き取れなかったとき、絵本などを持ってきて信号を指差し、「これ!」と言うのです。
あぁ、頑張って伝えようとしているんだな、と思うと努力が甲斐甲斐しい・・・。
目が合うようになり、表情がくるくる変わるようになった
表情にも徐々に変化が表れています。
以前はあまり目が合わないのがとても気になっていましたが、今はよく目が合うようになりました。
以前は目が合わない息子を目の当たりにして心配になり、よく「息子くん、ママの目を見て!」って言っていました。
そして表情がくるくるとよく変わるようになりました。
以前はテレビやスマホを見ているとき、よく口をポカーン( ゚д゚)と開けて見ていたのが気になっていました。
今は完全にテレビやスマホをやめていますので、それもなくなりました。
イヤイヤの前に考えるようになった
保育士さんから聞いた話なのですが、最近イヤイヤ言う前に考える時間ができたそうです。それでも嫌な時はイヤと言うそうですが。。。
家でも、毎朝便秘薬をヨーグルトに入れて食べさせているのですが、これがまた嫌がって大変なのです。
でもちゃんと言葉で説明して「これ飲まないとウンチ出なくなるよ。固くなっておしりから血が出ちゃうよ(過去経験あり)」と説明すると納得し、「あーん」と口を開けてくれるのです!
それでも嫌な時もありますけどね。
お手伝いをするようになった
今までは食事の際は必ずといっていいほどテレビかスマホを見ていました。
なので、本人にとっては”いつの間にか食事が目の前に運ばれてきて、それを口に運ぶだけ。目はテレビ”という状態でした。
今では、会話しながら食事をすることで完食すると褒められることを学び、食べられるものの幅が少しずつ広がっています。
そして食べ終わった食器を流しに持って行ってくれるまでになりました!
また、なんでも自分でやりたがるようになり、いまではお風呂の入浴剤は息子が入れる係です(笑)
相変わらず変わらないこと
じゃあ逆に相変わらず変わっていないことはなんでしょうか。
発音が悪い
これはなかなか変わらないです。たった2週間じゃね、という気もしますが。
私でも何言っているかわからないことが多いです。
さ行、ラ行など言えない発音がいっぱい。
消防車→ちょーちょーちゃ
救急車→ちゅーちゅーちゃ
ごみ収集車→ごみちゅーちゅーちゃ
信号→てぃんごー
耳をふさぐ行為 聴覚過敏疑い
ここ1ヵ月ほど大きい音などに耳をふさぎ、「耳が痛い」と言うので病院を探しているところです。
なかなかこの行為は変わらずです。
聴覚過敏には運動療育がいいとも聞いたので、解決方法はそちらな気もしています。

こちらに掲載の金魚体操を遊びながらやってみてます!
また経過をお伝えしていきたいと思います。
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