3歳 発達障害グレーゾーン 保育園の発表会で泣いてしまって何もできない原因

3歳 発達障害グレーゾーン 保育園の発表会で泣いてしまって何もできない原因 保育園

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さくら
さくら

3歳8ヶ月の息子は言葉の遅れがあり発達障害グレーゾーンです。

先日保育園の発表会がありましたが、一人だけ泣いてしまい何もできませんでした。

その原因とはなんなのでしょうか。

発表会の様子

いつも通っている保育園での発表会でしたが、保育園に着いた途端、息子はいつもと様子が違うことを感じ取っていました。

たくさんの大人、子供、いつもとは様子の違う保育士さんたち。。。

みるみる表情はこわばっていき、泣きそうになっていました。

そして教室で保育士さんに引き渡し時についに「ママー!!!」と絶叫し泣き出してしまいました。

会場には息子の泣き声だけが響いていました。

そして劇が始まっても、一人だけ保育士さんに抱っこされて登場・・・。

衣装も着られず、お名前も言えず、劇に参加もできず、歌も歌えず、手遊びもできず、しまいには並んで立っていられず寝そべってしまう。。。

いやー、散々たる結果でした。

予想はしてましたけどね、でもちょっと期待もしてたんですよ。

練習ではできていた

保育園での練習では、衣装も着られたこともあったそうです。はい、いつもは嫌がってたそうです。。。

そして、(下の名前だけですが)お名前も言え、歌も歌えたそうです。

劇は保育士さんの抱っこで参加していたそうですが。。。

本番でできない原因とは

ではなぜ本番だとこうもできないのでしょうか。

感覚過敏

発達障害の子は、大きな音、たくさんの人がいる環境、舞台の上の照明など、五感への刺激が強すぎて、パニックになってしまうことがあります。

感覚過敏のある息子は、帽子や衣装を着られません。

さらに、私も初めて見たのですが、保育士さんがマイクを使って話している時に耳を塞いでいたのです。

おそらく聴覚過敏もあるのだと思われます。

聴覚過敏や視覚過敏を持つ子は、刺激に敏感に反応し、不安を感じやすくなります。

社会性の発達の遅れ

人前で何かをすることに慣れていない、人との距離感がつかめないなど、社会性の発達の遅れから、緊張してしまい、うまく行動できないことがあります。

息子はとても緊張しており、泣き止んでからはあくびを何度もしていました

緊張やストレスによってあくびが出ることはあり、これは脳に酸素を送って活性化させようとする働きが関係しています。

変化への対応の難しさ

普段の生活とは違う環境や、予想外のことが起こることに対して、不安を感じたり、混乱したりすることがあります。

コミュニケーションの困難さ

自分の気持ちをうまく言葉で表現できず、不安や緊張を解消できないことがあります。

言葉の遅れがある息子は、自分の気持ちを相手に伝えることができません。そのため、泣くしかなかったのだと思われます。

対応と対策

ではどのように対策をすればいいのでしょうか。

無理強いしない 周囲の理解を得る

本番では、絶対に無理強いをしないであげてください

私が過去に失敗してしまったのですが、息子が2歳の時の運動会で、周りのお友達はみんな帽子をかぶっているのに、息子だけなかなか帽子をかぶってくれませんでした。

焦った私は無理やり帽子をかぶせようとしてしまい、息子はギャン泣き。。。

結果、競技どころではなくなってしまいました。

我儘でやらないのではなく、できないのです。

当時の私はそれを理解してあげようとしなかったのです。

私がやるべきなのは「うちの子はこういうことが苦手なのでご協力・ご配慮をお願いできないでしょうか」と保育士さんや周りに子供の状況を説明することだったのです。

事前に準備する

・発表会の練習を自宅で行う

・当日の服装や持ち物などを事前に確認する

・発表会の流れを絵や写真を使って分かりやすく説明する

これらの対策で、子供の準備・発表会への不安を減らせたらいいですね。

私も息子に「発表会があるよ、パパとママは見にいくからね」などと事前にたくさん話していましたが、おそらく理解ができていなかったのですね。

言葉の意味を理解するのが困難な場合は、写真やイラストで伝えるべきだったと反省しました。

特に言葉の遅れがある子には、視覚を使っての対応が効果的です。

発達障害、グレーゾーンの子の勉強方法に「天神」

あとがき 親の心情

0歳児クラス・1歳児クラスの時は行事があるたびに心を痛め、もう行事なんて休んでしまおうか、と思ったことも何度もあります。

「なんで普通の子と同じようにできないのだろうか」

ずっとそう思っていました。

でも、できないんです。だから親が無理強いしても仕方ないんです。

子供だってそんな環境で頑張っているのだから、できたところに目を向けて、褒めてあげてください。

今回の発表会では、発達障害の子の特性を学んで理解してから臨んだおかげで、だいぶショックも無くなりました。

泣き止んで出てきてくれたからいっか!ニコニコしてたからいっか!バイバイもしてくれたし!そんな感じです。

周りのお友達より成長スピードは遅いけど、お子さんもとっても成長しているんですよ☆

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