発達障害グレーゾーンの子が療育に行き着くまで

発達障害グレーゾーンの子が療育に行き着くまで 言葉の遅れ 発達障害グレーゾーン

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さくら
さくら

現在3歳8ヶ月の息子は、言葉の遅れがあり発達障害グレーゾーンです。

この春からやっと療育に通園できそうです!

正直、ここまでが長かったです。。。

あれ?と思い始めた1歳6ヶ月

息子の発語は1歳6ヶ月でした。

1歳半検診を受けるギリギリになってやっと発語したので嬉しかったのを覚えています。

それまでなかなか発語しない息子に思い悩み、保育士さんからも「言葉が・・・」と言われる日々。。。

絵本の読み聞かせが足りないのかな?鉄分が足りないのかな?とあらゆることを試しました。

1歳半検診は問題なし

そうしてやっと発語したので、当時の一歳半検診は問題なく通過。

お医者さんも「この時期なら1語でも発語があれば問題ないですよ」とのことでした。

きっとこれから言葉も増えていくんだろうなーと安心しました。

感覚過敏?はこの頃からあった

実はこの頃から『帽子をかぶるのを嫌がる』『靴を履くのを嫌がる』という感覚過敏の傾向がありました。

今でも特定の帽子や靴しか履かないですし、コートのフードやかぶりものは絶対無理です。

感覚過敏とは?

子供の感覚過敏とは、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)からの刺激に対して、一般の子どもよりも強く反応してしまう状態を指します。例えば、特定の音に過敏に反応して耳をふさいでしまったり、特定の素材の服を着ることができなかったりといったことが挙げられます。

体的な症状

  • 視覚過敏: 明るい光、強いコントラスト、細かい模様などが気になる
  • 聴覚過敏: 大きな音、特定の音質の音に敏感に反応する
  • 触覚過敏: 特定の素材の服、タグ、髪の毛を触られることなどが嫌
  • 味覚過敏: 特定の味や食感に敏感に反応する
  • 嗅覚過敏: 特定の匂いに敏感に反応する

発達障害との関連

自閉スペクトラム症など、他の発達障害を伴っている場合に、感覚過敏が見られることがあります。

気がついたら言葉が消失

1歳6ヶ月の発語をきっかけに、これからどんどん言葉が増えていくだろうと安心していたのですが、なんと、気がついたら逆に言葉が消失していました

言葉が戻ってきたのは、なんと2歳8ヶ月になってから。

発達の後退

この現象は『発達の後退』というようで、「自閉症スペクトラム症でこの現象が出た場合なかなか回復するのは難しい」という記事を見て、一人泣いたこともあります。

息子はやっぱり自閉症スペクトラムなのではないか。

でも言葉の発達は個人差が大きいというし。。。

毎晩そんなことを考えて眠れない日々を過ごしていました。

2歳5ヶ月 保健相談所で言葉の相談

息子の言葉の遅れについて保育園にも「どこに相談したらいいのか」を相談するという右も左もわからない状態の私。

そんな時、保健相談所から電話がかかってきたのです。

予約がいっぱいで2ヶ月待ち

以前、保健相談所からのアンケートが来たので、私は言葉の遅れが不安だと書いたんですよね。

それを見て担当者の方が電話をくれたのでした。

そして、保健相談所に『言葉の相談窓口』があることを教えてくれ、その場で予約することができました。

ただし、ものすごい混んでいて、予約できたは2ヶ月先でした。

発達検査の結果「今は様子見」

やっと専門の発達心理士さんに発達検査をしてもらったのが2歳5ヶ月の時でした。

発達検査の結果は「今は様子見」。

そして半年後に再度検査を受けることとなりました。

どうやらよほど顕著な場合でない限りは、3歳までは診断はつけないようです。

それは、この時期の発達には個人差が大きいことが挙げられます。

特に言葉は個人差が大きく、「今はたくさんインプットして貯めているのだと思いますよ」と、言われました。

確かに発語が遅い子の中には、突然喋り出す、なんて子もいるようです。

3歳0ヶ月 再度発達検査

3歳0ヶ月の時、再度保健相談所で発達検査を受けました。

この頃は二語文がちらほら出始めた時でした。

結果は、言葉が1年ほどの遅れ。

ただし、指示が理解できる力は全問正解しており、集中力もある。

なので「言葉だけが遅れている状態」とのことでした。

そして、療育を勧められ、区の子供発達センターを紹介いただいたのです。

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療育先で発達検査と面談

この子供発達センターも激混みでして、、、保健相談所の紹介があったため、まだスムーズに進んだと思いますが、紹介がなかったhttps://amzn.to/4kj0LkZらここでも数ヶ月待ちだったかもしれません。。。

運よく1ヶ月以内に発達検査と面談を受けることができました。

精神年齢が半年遅れ

ここでの発達検査は『田中ビネー式』と言われるものでした。

結果は精神年齢が半年遅れということでした。

今の状況であれば、通園ではなく月1回程度の相談(1時間)でいいとの判断でした。

ということで、この日から月1回の相談に通うことになりました。

3歳4ヶ月 内科の先生から「こだわりが強い」

保育園では毎月健康診断を行っており、内科の先生が保育園まで来てくれます。

3歳4ヶ月の時の健康診断で、どうやらお友達はちゃんと並んで待っていたのに、一人だけカーテンで遊んでいたようで、それを見た内科の先生から

「こだわりが強い」「言葉の表出が少ない」

と付箋が貼られてしまいました。。。

はい、私、保育園の看護師さんから一人だけ呼び出しされました。。。

この時の「こだわりが強い」の文言に胸が締め付けられる思いがし、涙が溢れました。

3歳5ヶ月 集団生活での不安

この頃、保育園での運動会などの行事では、周りのお友達との差が浮き彫りになっていました。

一人だけ競技に参加できないのはもちろん、帽子も被れない、泣き出してしまう、抱っこから降りない。

などなど散々たるもので、息子は集団生活についていけるのだろうか、という不安が押し寄せました。

通園(療育)の勧め

このことを子供発達センターで相談したところ、「来年度の通園に募集が出るので応募してみませんか?」というお話がありました。

来年の4月から入学して定期的に通園し、言語指導や集団生活指導をしてもらえるものです。

これがいわゆる私たちがイメージしている療育ですね

受給者証の申請

この申し出に即答で「やります!!」と答えた私。

でも、どうやら療育を受けるためには『受給者証』を区に申請して取得する必要があるとのこと。

↓よく勘違いされる『療育手帳』と『受給者証』の違いはこちら

私はその日に区役所に向かい、受給者証の申請を行いました。

結果、取得できたのは約20日後でした。

これもすでに子供発達センターなどの療育に通っていたことが大きいです。

スムーズな手続きには順序が大事なのだなと改めて考えさえられました。

3歳6ヶ月 通園の療育に応募

受給者証取得後、さらに子供発達センターとの契約書のやり取りに1ヶ月ほどかかり、やっと通園の療育に応募することができました。

応募期間は12月初め〜月末まで。通園開始できるのは翌年4月からです。

そして今現在、1月も終わろうとしていますが、まだ結果連絡はありません。

息子は無事に4月から療育に通園することはできるのでしょうか。。。

そして4月時点では息子くんは3歳10ヶ月になっています。

なんと、保健相談所で相談してから1年5ヶ月経って、やっと療育へ通園できるという。。。

なんて長い道のりだったのでしょうか。

これが発達障害グレーゾーンの子が一番サポートを受けづらいと言われている理由なのだなと痛感しました。

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